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オゾン は 1840年にシェーンバインというスイスの化学者によって発見された気体です。

オゾンというとオゾン層の破壊 という言葉から悪者扱いをされることが多いようですが、実は
オゾンは3つの酸素原子からなる 酸化力が極めて強い 物質です。 医療用途では、第一次世界大戦中にドイツ軍の負傷兵のガス壊疽の治療に用いられ、1935年には、初めて医療用オゾンの発生器がつくられています。 治療としての 血液オゾン療法 は、約50年前にドイツで開発され自然治癒力を復活・強化する療法として広く認知されており、ヨーロッパでは保険適応となっている療法です。

オゾンの体にする主な作用は、
・体内に侵入した細菌を死滅させる
・酵素反応を促進させる
・細胞内情報伝達のメッセンジャーとなる
・抗酸化力を上げる刺激となる              

です。
これらの作用から、ウィルスや細菌から体を守り、酸素化を促進し、体のエネルギーであるATPの産生能を上げ、酸化した体を抗酸化の力により正すことが出来るのです。
オゾン自体は酸化物です。 酸化ストレスを体内に投与し、有益な効果を得る療法を総称して、酸化療法といいます。 血液オゾン療法は、酸化療法の代表的な療法です。 適量の酸化ストレスを、適切な経路で適切な量を生体内に投与することにより、生体の抗酸化力や免疫力、酸素化を促進することができます。 ここで、大事なことは“適量”のオゾン量ということです。


例えば、適度な運動は身体によいことは誰でも知っていますし、疾病予防やアンチエイジングの観点から運動療法とカロリー制限は絶対的に必要な療法であることは疑いの余地はありません。 しかし、何も運動していない人が、いきなりフルマラソンを走ればどのような状態になるでしょうか? 身体に立ち直ることができないくらいの激しいダメージが与えられてしまう可能性が高く、体内には体に悪い活性酸素が大量に作られることになります。
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炎天下のゴルフなんてもってのほか・・・

一方、適度な運動を続けることがなぜ、身体によいのでしょうか? 2つの違いは運動の量にあるのです。 運動の量とは酸化物の多さと言い換えることが出来ます。 体内で処理できる酸化物の許容量を超えた量が負荷されれば、身体は弱っていくしかありせん。 しかし、適度な運動量なら適量の酸化物が体内に生じ、その酸化物が引き金となって、体内で抗酸化物質が産生されるという有益な反応が生じるのです。 

実は、血液オゾン療法は、血液を通じて行う体内の運動ともいえる療法 なのです。

その続きは その2~血液オゾン療法の不思議 で・・・
# by rapport_kykohp | 2016-07-04 21:28

副腎疲労症候群 漢方編

副腎疲労症候群のお話をしましたが、前回の症状を 東洋医学 でひも解いてみましょう。

1.うつ病や適応障害と診断されている 気滞
2.朝起きられない 腎虚 脾気虚
3.立ちくらみがする 血虚

4.何をしても楽しくない 気虚 気滞

5.月経前症状が強くなった お血 気滞 水滞

6.物忘れがひどくなった 腎虚
7.忍耐ができなくなった 腎虚 胆虚
8.花粉症、アレルギーがひどい 肺気虚 肝鬱 肝火上炎 肝陽上亢
9.とにかく疲労やすい 気虚 
10.日常的なことがとても疲労る 気虚


ご覧のように 虚 という言葉が並びます。

東洋医学で言う 虚 とは 足りない ということです。
何が足りないか?
漢方では 物質 と 機能 を考えます。

副腎疲労では 物質 も 機能 も 足りない と考えるのです。

滋養強壮 ということばがありますが、滋養が物質を補うことで、強壮が機能を高めることだと考えてよいでしょう。

産後の滋養強壮
病後の滋養強壮
術後の滋養強壮

前回の副腎疲労のブログにあったように 強いストレスが あったときに 副腎でのコルチゾール供給が枯渇したと考えると
東洋医学では この滋養強壮 という言葉がふさわしいのではないかと考えます。

では滋養強壮 となる漢方とはいったいどんなものを指すのでしょうか。

生薬から考えるとわかりやすいかもしれません。
地黄 山薬 沢瀉 牡丹皮 茯苓 附子 大棗 黄耆 
補骨脂(ほこつし) 鹿茸(ろくじょう) 菟絲子(としし) 艾葉(がいよう)
あるいは 栄養が足りない と考えるのなら
消化吸収を助ける方剤を考えた方が良いかもしれません。
桂枝湯 建中湯類 
前述の leaky-gut syndrome(リーキーガット症候群) のような消化吸収の低下した小腸であれば、食事療法に加えて小建中湯や桂枝加芍薬湯を1年近く服用することが効果を出すことがあります。
# by rapport_kykohp | 2016-06-26 10:56

1.うつ病や適応障害と診断されている 
2.朝起きられない 
3.立ちくらみがする 
4.何をしても楽しくない 
5.月経前症状が強くなった 
6.物忘れがひどくなった 
7.忍耐ができなくなった 
8.花粉症、アレルギーがひどい 
9.とにかく疲労やすい 
10.日常的なことがとてもつかれる

上の質問の内、3つ以上当てはまる方は“副腎疲労症候群”の可能性があります。 

その他の症状として、食の嗜好 が問題になることがあります。

塩辛い食べ物が無性に欲しくなったり
コーヒーやコーラ、チョコレートの力を借りないと仕事ができない などです。

 “副腎疲労症候群”とは、ストレスで疲れた時に必要なコルチゾールという副腎で産生されるステロイドが少し足りなくなることによって、“疲労”が出現する症候群です。 症候群ですからこの“副腎疲労”には、頭痛やめまい、イライラといったさまざまな症状も伴うことがあります。 この副腎ステロイドには通常、日内変動というものが認められています。 1日の中でコルチゾールは体内で朝に最も高い値になるようにセットしてあります。 昼、夕方にかけてコルチゾールの値は低くなります。 

副腎疲労症候群の患者さんでは、この日内変動に狂いが生じており、朝起きるのが不得意で午前10時頃になって何とか頭が目覚め、夕方頃よりエンジンがかかりはじめ、夜に元気になるという特徴があります。

副腎疲労症候群原因は何でしょうか? ストレスに対処するためにコルチゾールを過剰に使ってしまい、いざという時には使えなくなってしまい疲労が蓄積しているのです。 ストレスによって、副腎ステロイドが消費されたために、副腎からきちんとコルチゾールが供給されずに“疲労”が生じています。 ストレスには、さまざまな種類があります。 身体的ストレス、心理的ストレス、環境に由来するもの、感染性のものなどがあります。 ストレスは軽症なものから重度なものがありますが、ストレスの量が許容範囲を超えてしまい、身体がストレスの大きさに対応できなくなってしまった場合に生じます。 ストレスの許容量は人によって個人差があるので、身体症状や罹患期間はさまざまです。 ストレスが生じてから数か月から数年間で発症することもあります。

長く続く呼吸器や腸管の炎症・感染症や、繰り返す身体的・感情的ストレス、アレルギー、過労、喫煙、寝不足、運動不足・過度な運動、恐怖、コーヒー・カフェインの摂りすぎ、ある種の薬の摂りすぎ等、さまざまなことが発症のきっかけとなります。 

どんな人がなりやすいかというと、生真面目で完璧主義の人、うまく休息が取れていない人、常に自分を酷使している人、常にプレッシャーを感じている人、重篤な怪我や再発を繰り返す病気をした人等です。 現代人は、度重なるストレスや24時間続くストレスに晒されていることが多く、食生活も乱れがちです。

 診断はまず、過去に遡って聞き取り調査をすることから始まります。 いつから、どんなストレスがあり、どのように変化して行ったか等を十分に探って行きます。 副腎が疲労してしまった原因を探ることが治療への第一歩ですから、多くの質問をしてその原因を探ることになります。 副腎が疲労していると言っても、副腎機能不全とは違いますから、多くの場合血液中の副腎ホルモンの値は正常です。 ただ、朝から午前中にかけて疲労があり、夕方ころから回復してくることが特徴ですから、副腎ホルモンの日内変動は正常と異なっています。 このことを確認するために、より鋭敏な検査である唾液中ホルモン値を朝、午前中、午後、昼、夜の計4-5回、測定し、日内変動の狂いを確認します。 朝にホルモン値が高いという日内変動から外れていることで、診断がつくのです。 勿論、隠された大きな疾患のための疲労と鑑別することが必要ですので、そのための血液検査を行います。 身体的には疲労が最大の症状ですが、低血圧を伴っていることも特徴の一つです。 治療は、ストレスを取り除くことが最大の治療となります。 長い時間のストレスのために生じた疲労ですので、生活を含めてさまざまなこと変えることは難しいことですが、何がストレスになっているのかを突き詰め、それを取り除く必要があります。 ストレスを取り除く作業の中で、食生活を変えることも重要なことです。 知らず知らずに、疲労から逃れるために、コルチゾールをうまく使えない食生活になってしまっている場合が多く認められます。 チョコレートを食べ過ぎていたり、間食でエネルギーを補充することに慣れてしまっている場合があります。 

治療は、食生活を含めた習慣を変えると同時に、長年のストレスから生じた疲労た身体をも元に戻すためには、点滴療法を含めた薬による治療も必要です。 治療の初めの内は、疲弊した副腎を回復させるために、点滴療法と適切なサプリメントを用い、症状に適した治療プログラムを施行することにより疲労から身体を回復させて行きます。 疲労の程度により差はありますが、大体3‐6か月間で“疲労”のない有意義な日常生活が送れることを目指しています。
# by rapport_kykohp | 2016-06-23 08:35

ビタミンン C の種類

多くの哺乳類は自らの肝臓でビタミンCを産生することができますが、
ひと は ビタミンC を自らの体内で合成することは出来ません。

 ですから、厚労省が推奨する1日の必要量100㎎であるビタミンCを、何等かの形で摂取する必要があります。 

ビタミンCには、以下のように 多くの効果があります。 

・コラーゲン生成の補酵素として作用し、毛細血管の形成と維持に働き出血傾向を防ぐ
・抗酸化作用を有し、ビタミンEの還元作用を有する
・インターフェロンの生成に関与する 
・発がん物質 ニトロソアミンの生成を抑制する
・コレステロールの胆汁酸への生成に関与する
・白血球の働きを強化する -抗がん作用、抗ウィルス作用、解毒作用
・メラニンを生成する酵素チロシナーゼの活性を抑える
・副腎に作用し、アドレナリン、コルチゾールの生成に働く
・鉄、銅、カルシウムの吸収を促進する
・ヘモグロビンを合成する     
                等の作用から、

美肌!
免疫力増強!
動脈硬化などの疾患の予防!
がんの治療!


これらの効果が判明してから、多くのビタミンCが作られるようになりました。 その結果、巷にはさまざまなビタミンCが現れました。 

ビタミンCは、天然のものと、化学的に合成されたものに分けることが出来ます。
 
合成ビタミンC には、
光学異性体であるL-アスコルビン酸とD-アスコルビン酸がありまます。 L-アスコルビン酸には、ビタミンCの最大の効果である抗酸化作用を持っていますが、D-アスコルビン酸にはその作用はありません。 抗酸化作用を持つビタミンCはすぐに酸化されて自身は酸化型になってしまいますので、安定させるためにさまざまな物質と反応させて化合物の状態となっています。 

インターネット上で「合成ビタミンCは発がん性を持つ」ということが話題になったことがあります。 例えば、ペットボトルのお茶にも食品の酸化を防止する目的で、ビタミンCは添加されています。 このように、多くの食品に酸化防止剤としてビタミンCは食品添加物として入っています。 ビタミンCは酸化されると、1個の電子(e-)を失いモノデヒドロアスコルビン酸ラジカルになります。この時、失われた電子がFe3+など遷移金属を還元(Fe3+→Fe2+)し、還元された金属が酸素への電子供与体として働きます。その結果、活性酸素種のひとつであるスーパーオキシドラジカル(O2・-)が生成され、スーパーオキシドラジカルは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)により過酸化水素に変換されます。過酸化水素は活性酸素ですから、このように活性酸素種が産まれるのです。 
つまり、ビタミンCは食品に添加された時は、抗酸化作用がある還元型ビタミンCでしたが、私達のもとに届いた時には活性酸素種を発生させる可能性のある物質に変化している可能性があります。 少量での摂取では大きな問題となることはありませんが、特に長期にわたって食品を摂取する場合にはこのことを気にかけたいものです。 

合成ビタミンCと呼ばれるものは、基本的にはブドウ糖に2種類の酵素を作用させることによって、合成されたものです。 そのブドウ糖の原料は、トウモロコシデンプンであったり馬鈴薯デンプンなどが利用されます。 合成ビタミンCでは、抗酸化作用を持つ酸化型ビタミンCとして安定させるために、さまざまな配合物が加えられた化合物です。 日々、体内に入るものですから、ビタミンCに加えられている配合物にも注意した方がよいでしょう。 

では合成ビタミンCと天然ビタミンCをどのように見分ければいいのでしょうか? 

「ローズヒップ」「アセロラ」「レモン」「ストロベリー」など具体的な食品名が書かれていれば、天然由来です。 単に、「ビタミンC」と書かれていたら合成ビタミンCです。 サプリメントを選ぶ時には注意しましょう。 安全性と有効性の両面が担保された製品を選ぶことが必要です。 

★ところで、ラポールで使用する 注射用のビタミンCや、液状の経口ビタミンは水溶性の状態です。
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皆様の体に多くのビタミンCを安全にお届けすることができるように添加物は入っていません。
しかしながら
ビタミンCは水溶性の状態では極めて不安定な状態ですくに酸化型であるデヒドロアスコルビン酸に変化します。 水溶性の状態で、添加物や保存料・防腐剤を入れずに効果が高い状態を保つためには、製造から輸送、保存に至るまで低温状態を保つという工夫が必要となります。 酸化型ビタミンCを摂取しても抗酸化作用は得られません。 よりよい効果が得られ、安全なビタミンCとは、添加物や保存料・防腐剤を使用していない製品と言えます。 冷蔵された状態で届けられる製品であることは、高品質で安全なビタミンCを見極めるためのひとつのポイントとなります。

当院で用いているビタミンCは、製造直後から輸送中含めて皆様にお届けするまでの間、常に冷蔵保存されています
# by rapport_kykohp | 2016-06-17 08:21 | 医学のこと

あきらめない がん治療

末期がんと呼ばれている状態はどのような状態でしょうか? 

治療という観点から考えると、がん治療の3大標準治療である手術療法、放射線治療、化学療法のいずれもが無効なものと考えて差し支えないと思います。 
末期がんとはがんの標準治療に“抵抗性”を獲得したがんとも言えます。

 では、がん細胞はどのようにして治療の抵抗性を獲得するようになるのでしょうか? 

 がん細胞は、酸素が十分に供給されていない場所でも増殖できるように、嫌気性代謝を行っています。 生物の誕生は約40億年前と言われていますが、その頃の生物は酸素を必要としていない環境で生きるためのエネルギーを産生していました。 生物が進化する過程で、正常な細胞は酸素をエネルギーとすることを覚えたと言われています。 がん細胞は、未だに酸素を必要としない嫌気性代謝(解糖系)でエネルギーを得る原始的な細胞です。 がん細胞は原始的で未熟な細胞ですので、無秩序に増殖し続けます。 低酸素誘導因子(Hypoxia Inducible Factor、HIF)を発現させたがん細胞は、低酸素状態でも増殖ができるように、自身の周辺環境を整えていきながら悪性化していきます。 がんが成長し、内部のがん細胞が酸素欠乏の状態となればなるほど、がんは悪性化するとともに多量の抗酸化物質(グルタチオンペルオキシダーゼ)を含む状態となります。 放射線治療・抗がん剤治療は、いずれもがん組織で活性酸素(フリーラジカル)を発生させがんを壊す療法です。 がんが抗酸化物質を持つようになると治療のために発生させた活性酸素をがん細胞内で中和してしまうために治療効果が著しく低下します。 その結果、がんは治療に対して抵抗性を持つようになるのです。 

 低酸素状態で発育を続けるがん細胞は、嫌気性代謝(解糖系)でエネルギーを産生しています。 嫌気性代謝(解糖系)ではエネルギーの素はグルコースだけですから、多くのグルコースが必要となり細胞膜にはグルコースを受け入れるレセプターが増加します。 ビタミンCはグルコースと化学構造が似ていることから、容易にがん細胞に取り込まれます。 高濃度ビタミンC療法 は、がん細胞内で酸化物質である過酸化水素を発生させることによりがんを死滅させる療法です。 
d0140997_101575.jpg通常、適切な血中ビタミンC濃度が得られれば高濃度ビタミンC療法は効果を発揮しますが、多量の抗酸化物質を産生するようになったがんに は高濃度ビタミンC療法 は効きにくくなります。

 治療に抵抗性を示すようになった場合には、腫瘍内の抗酸化物質に打ち勝ちがん細胞を死滅させるために、効果的なビタミンC投与の仕方を組み立てる必要があります。 このような場合、単にビタミンCの投与だけではがん細胞内で増えた抗酸化物質に打勝つことは困難ですので、ビタミンCの効果が最大限に得られるように他の点滴療法を組み合わせます。 その一つの方法が、血液オゾン療法高濃度ビタミンC療法 に組み合わせることです。 血液オゾン療法は、赤血球の酸素運搬能を驚異的に増加させます。 冷え性の患者さんでは、この療法直後に冷えていた手足が温かくなっていると喜ばれるくらいです。 酸素を多く含んだ赤血球を身体の隅々まで送り込むことにより、がん細胞内の酸素濃度も上昇します。 がん細胞内の低酸素環境を改善することにより、嫌気性代謝(解糖系)の速度を低下させれば、がんの発育を防止することができます。 また、HIFの発現を抑制させ、がんのさらなる悪性化を防ぐことができる可能性があるのです。 ビタミンCはがん細胞内で酸素から過酸化水素を作ります。 がん細胞内の酸素量が高い方が、治療のためにビタミンCが作りだす過酸化水素の量は増えることになります。 血液オゾン療法でがん細胞内で酸素濃度を高めることにより抗酸化物質の産生を低下させ、高濃度ビタミンC療法でがん細胞内でより多くの過酸化酸素を発生させるとともに、HIFの発現を抑制させることができます。 この二つの療法を組み合わせることで、より効率のよいビタミンCの効果が得られると考えられます。 同じ理由で、血液オゾン療法は化学療法や放射線療法の効果を高めることができると考えています。

 がんの治療はあきらめることはありません。 

 あきらめなければ、可能になる方法があると思っています。 科学的に裏付けのある あきらめないがん治療 をご一緒に考えたいと思っています。

 末期がんについての定義には、医療上のいろいろな立場があり、これを簡単に統一するのは困難です。
治療上の立場からは。末期がんとは
1. 手術、放射線治療、化学療法のいずれも不可能なもの
2.手術の不可能なもの
3.手術、放射線治療のいずれも不可能なもの、とする考え方があります。

一方、病状、予後の点からは
1.予後の生存期間が一ヶ月以内
2.予後三ヶ月以内
3.予後六ヶ月以内、とする立場や、
4.全身状態の極度に悪化したもの
と考えるなどいろいろです。

ターミナル・ケア(終末期医療)を行っている病院である聖隷ホスピス(浜松市)の実績をみると、患者の在院日数は平均で91日です。そこで、生存期間が予後2~3ヶ月とされる人を、末期がん患者と定義してもよいと考えられます。

あくまでも西洋医学を柱として治療を進めていくことが一番望ましいことです。そうはいっても西洋医学ではどうしても乗り越えられない限界にぶち当たる事もあるかもしれません。 

そんな時は治療をあきらめるのではなく、可能性を見出していく 力 が大切です。
# by rapport_kykohp | 2016-06-13 07:19