水素 の効果については、広く知れ渡っていることだと思います。
 
なぜ水素は身体によい作用をもたらすのでしょうか? 

それは、活性酸素種 (からだにできたサビ)を身体から取り除いてくれるからです。 身体の中で発生する主な活性酸素種は、ヒドロキシラジカルスーパーオキシドアニオンラジカルヒドロペルオキシルラジカル過酸化水素 HOOH
一重項酸素があります。 

これらの活性酸素の中で、水素でしか除去できない活性酸素があります。 

それは、ヒドロキシラジカルです。 

ヒドロキシラジカルは酸化をもたらす最も強力な活性酸素で、老化や疾患の原因として挙げられています。 このヒドロキシラジカルを除去する力を水素は持っています。 水素は発見されている元素の中で最も小さいものです。 従って、吸収されやすい形であれば、腸管や皮膚など身体のどの部分からも吸収されやすく、一旦吸収されれば身体のどの部分にもどの細胞にも届きやすい性質を持っています。 活性酸素種を除去することから
水素には 以下のような 幅広い効能があることが知られています。

  1. 脳梗塞の進展予防、パーキンソン病やアルツハイマー病などの変性性脳疾患の抑制効果

  2. 動脈硬化の抑制、心虚血の症状緩和

  3. 糖尿病の改善

  4. 悪性腫瘍に対する化学療法や放射線治療の副作用緩和

  5. 腎機能障害の進行の予防

  6. アレルギー性疾患抑制

  7. 抗疲労効果 等

しかし、水素は水に溶けにくいという性質を持っているので、水素水という形では なかなか 体内に入っていきません。 ですから多くの効能を持っている水素は その 摂り方 が問題になるのです。 

現在、多くの水素水が発売されていますが、
2016年に消費者庁は調べた製品のうち3つの製品は全く水素が存在しなかったと公表し、
そして 昨日 
33日付け で消費者庁はこの3社に対して、誇大な表示を行わない様に措置命令 を出しました。 原理的に考えると、水素水は最大に水素が水に溶解したとしても、溶解量が少ないことや体内に入ってもすぐに呼気となって消失しまう性質を考えると、活性酸素を十分量除去するためには1日に なんと 数十リットルの水素水を摂る必要があります。 呼吸に伴う活性酸素は成人で1日に取り込む酸素の約2%の量になると言われています。 身体に負荷がかかっている場合には、更に多くの活性酸素種が生じます。 

従来、効果的に体内に取り込む 摂り方 が多くの研究者により考えられてきました。 

その一つの方法が水素ガスを用いた方法です。 水素ガスは、脳へ流れる血流が停止して起こる脳梗塞で、梗塞の範囲を狭める効果があることが既に論文で発表されています。 また、この水素ガスを用いた心停止後の脳損傷を最小限にする臨床研究が本邦で始まりました。 水素ガスは今後、医学の世界では有益な治療手段となると考えられますが、ただ 装置が大掛かりすぎて、自宅で手軽に水素を摂る方法ではありません。 

そこで、われわれの所属する 日本酸化療法学会は、手軽に水素を取り込むために水素カプセルを開発しました。 この水素カプセルは胃ではなく活性酸素種が発生する腸まで届いてから、
1カプセルで水素を11リットル程度発生させます。 計算上では、12カプセル飲めば、体内で発生する活性酸素種は除去できると考えられます。 

★当院でこのカプセルを販売していますので、問い合わせてみて下さい。


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# by rapport_kykohp | 2017-03-04 07:55 | 医学のこと

一般的に食物アレルギーとして知られているのは、IgE抗体による「即時型」の食物アレルギーですが、

今回お話ししたいのは 遅延型フードアレルギーと言って 肥満にも影響する可能性があるものなのです。

 食べ物を経口摂取した時に、その食べ物に対するアレルギー反応が生じることがあります。多くは食べ物を摂取して数分から1時間以内にじんま疹や腹痛などの症状が出る即時型ですが、

★数時間から
2日間経過して症状がみられる遅延型があります。

近年、我が国において、食生活の変化等により食物アレルギーは確実に増加していると言われています。 今回は、原因不明のだるさや治療困難なアトピーなどの原因となる遅延型の食物アレルギーについて説明します。

IgE抗体による「即時型」のアレルギーは、食べ物を摂取した直後(通常30分以内)に皮膚症状(かゆみや蕁麻疹など)や呼吸器症状(喘鳴、咳など)、消化器症状(腹痛、下痢、嘔吐など)などを認めます。そして、場合によっては喉頭浮腫による窒息など命に関わることもあります。

 一方、「遅延型」の食物アレルギーは、IgGIgA、免疫複合体が関与し、食べ物を摂取してから数時間~数日後に症状が現れます。

遅発性アレルギーによる症状は身体全体に及びます。

・消化器症状

消化不良・便秘・下痢・腹痛・吐き気・過敏性腸症候群・腹満感など

・精神神経症状

不安神経症・頭痛・情緒不安定・うつ・頭が重い・集中力不足など

・皮膚症状

 湿疹・にきび・(アトピー性)皮膚炎・ふけ・じんましん・肌荒れ・多汗など

・呼吸器系

鼻水・鼻づまり・慢性副鼻腔炎・ぜんそくなど

・泌尿生殖器系

頻尿・尿意切迫・夜尿症(小児)・月経前症候群・おりものなど

・筋骨格系

 筋肉痛・関節痛・関節炎・関節リウマチなど

その他

不整脈・慢性疲労・倦怠感・口内炎・むくみ・体重増加(本日テレビでも触れていました)など

なかでも、ドライスキンで痒く、湿疹を繰り返す皮膚病変は、遅延型の代表です。 遅発性食物アレルギーは、原因となる食物を食べてから時間がたってから症状がでますので、原因がわからない場合が多いのです。 医療機関で調べて貰っても異常がないのに、身体の不調を繰り返す場合には、一度、遅発性食物アレルギーを疑って検査を考えた方がいいでしょう。 94種類の食物に対する、アレルギーの検査です。 この検査は、自分の食生活を見直す機会にもなりますし、健康のためにも、自分が何に対してアレルギーがあるのかを知っておくことはとても重要です。
 検査は、少量の血液で行うことができます。  しかし、このテストは、遅発型食物アレルギー可能性を予測するもので、最終的な診断はできません。 この食物アレルギー検査にて見いだされた、可能性がある食物を試験的に少し摂取し、症状に変化があるかどうかを調べることになります。 その結果、特定された食物を、
36ヶ月制限を行うことが治療になります。 正しい診断と正しい対処の仕方を行うことによって、体調を整えて行くことが大事となります

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# by rapport_kykohp | 2016-12-21 14:31 | 女性クリニック ラポールのこと

うつ病は、耳慣れた病気です。 実際、厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害(うつ病の正式な病名)患者数は1996年には43.3万人でしたが、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。 身近な疾患になってしまったと言えます。 うつ病の原因は、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていると推測されています。 現在、うつ病の治療に用いられている薬は、SSRI(選択的セロトニン再取り込阻害薬)という薬です。 この薬は、シナプスに取り込まれるセロトニンを減少させ、実際に必要なセロトニンを増加させる役割を持っています。 SSRIの登場によってうつ病患者に光明が与えられましたが、奏功する患者は約40%だと言われています。 残りの患者さんでは、SSRIが処方されても症状が改善しないか、悪化している場合があるのです。 米国で栄養療法(薬を使わない栄養素の補給による療法)を積極的に行っているグループは、32万件の症例と23万件の血液検査結果を行った結果をもとにうつ病を5つの型にわけ、不足しているまたは過剰な栄養素を調節する治療により大きな効果を挙げています。 栄養療法とは、必要な生化学的血液検査を行い、不足しているまたは過剰になった物質を調べ、その結果をもとに体内の神経伝達物質を調整するという方法で、お薬を使わない治療方法です。 例にとると、出産後に気分が沈み込んでしまう“産後うつ”という病態があります。 通常では、出産に備えて胎児が必要とする物質は母体から供給され、出産後に母体内で上昇した物質は“代謝”という形で正常なレベルに戻ります。 しかし、その時の“代謝”に必要な物質が足りないと、増加した物質は正常レベルまで復することが出来ないために、うつ状態となってしまうことが判明しています。 栄養療法では、薬を用いる訳ではありませんから、出産直後から治療を進めることができます。 うつ病の症状を記載しておきます。

1) 自分で感じる症状

憂うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、

イライラする、元気がない、集中力がない、好きなこともやりたくない、

細かいことが気になる、悪いことをしたように感じて自分を責める、

物事を悪い方へ考える、死にたくなる、眠れない

2) 周囲から見てわかる症状

表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える

3) 体に出る症状

食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、

動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が渇く

これらの症状が数週間続く場合は、うつ病が疑われます。 栄養療法による治療をご希望の方は、ご相談下さい。


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# by rapport_kykohp | 2016-12-09 13:37 | 医学のこと

2016年に当院で行った血液オゾン療法の結果についてお知らせします。

血液オゾン療法とは、専用のボトルに血液を100㏄ほど採血した後に、治療量のオゾンを混ぜた後に体内に戻す療法です。 

血液オゾン療法により、

  1. 体内の酸素量の増大により各組織に送られる酸素が増加する

  2. 適度な一酸化窒素が生じることにより、血管が拡張されると同時に抗血小板効果が生じる

  3. 体内のエネルギーの元であるATPが産生される 

  4. 適切なオゾンを体内に導入することにより、強力な抗酸化効果を引き出す

    等の変化が生じます。

また、月に1度または2度の血液オゾン療法を継続することにより、

  1. 酸化ショック蛋白が誘導されることにより、損傷したDNAを修復する

  2. 骨髄幹細胞の放出量が増えることから免疫力が強化される  等の効果が得られます。

 当院では、20162月から10月までに、約250名の方に対して血液オゾン療法を行いました。 治療に際しては副作用が問題となりますが、1例も処置を必要とする副作用は認められませんでした。 血液オゾン療法を行った方で、この療法が著効し症状が劇的に改善した方についてご紹介します。

  1. 数年来からの両下肢の痛み

    長年、24時間続く両下肢の痛みに悩んでおられました。 これまでに、様々な治療が試みられましたが、痛みが消失することはありませんでした。 血液オゾン療法を行ったところ、初回から両下肢の痛みが軽減し、良眠が得られるようになり、生活の質が劇的に改善されました。

  2. 数年来続くめまい

    数年来のめまいがあるために、日常生活が制限されていました。 血液オゾン療法を行い、帰宅し数時間経過した際に、めまいが完全に消失していました。 長年続いためまいが消失したために、数日間は歩行の際に違和感があったとのことです。

  3. 副腎疲労

    副腎疲労で来院された方です。 グルテンフリーとカゼインフリーの食事療法とともに、血液オゾン療法を行いました。 その結果、疲労とともに脳のモヤモヤとした霧が晴れ、物事が円滑に進められるようになっています。

  4. 両下肢の凍瘡(しもやけ)

    冬の時期になると、両足趾が赤黒く色が変わるとともに、歩行の際にも痛みを伴うほどのしもやけが、1度の血液オゾン療法で痛みが消失しています。


 ご案内したように、血液オゾン療法は頭から足まで組織への酸素の供給を増やすとともに、身体のエネルギーを増大させるとともに優れた抗酸化力を持つ療法です。 特に、慢性疲労や冷え性の方に著しい効果が得られる療法です♡


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# by rapport_kykohp | 2016-11-18 18:51 | 女性クリニック ラポールのこと

注目されるビタミンD (骨のことではなくて)

 <まずはビタミン D の骨に対する働きを復習しましょう>
.ビタミンD
は、骨に対する作用がよく知られています。 
 ビタミンDは、コレステロールが生合成される際の代謝産物に紫外線が照射されることで起る光化学反応と、その後の体温によって起る熱異性化反応によって体内で生成されます。 体外から摂取したものと、体内で生成されたビタミンは、肝臓で代謝された後に、腎臓に運ばれここで活性化ビタミンDに変化します。 

活性化ビタミンDの作用として、

1.小腸でのカルシウムの吸収を促進する。

2.腎臓でのカルシウムの再吸収を促進する。

3.骨から血中へカルシウムの放出を高める。

 
一見、ビタミンD
は骨からのカルシウムの放出を促進することから、骨粗鬆症を悪化させる作用があるように感じますが、実際には骨粗鬆症の治療に広く用いられています。 

骨は骨芽細胞による骨組織の形成と破骨細胞による骨組織破壊(骨吸収)により一定の骨量が維持されています。 活性型ビタミンDは破骨細胞の活性化による骨塩動員作用(骨吸収)の促進により骨の破壊に関与することで 骨リモデリング(骨の破壊と再構築) を正常に維持するよう働きます。 ビタミンDは前述したように血中のカルシウム濃度の上昇に働きます。 血中のカルシウム濃度が上がるとカルシトニンという副甲状腺ホルモンが分泌されます。 カルシトニンは小腸でのカルシウムの吸収を抑制する働きや、カルシウムの尿中への放出を促進する働きとともに、骨へのカルシウムの沈着を促進する働きが有ります。 ビタミンD自身が骨からのカルシウムの溶出を促進する働きがあっても、ビタミンDの血中カルシウム濃度を上昇させる働きにより、カルシトニンを介して骨へのカルシウムを沈着させる働きもあるのです。カルシウムの溶出よりも沈着させる作用のほうが強いので結果として、ビタミンDの投与が骨へのカルシウムの沈着する方に向かいます。 


<チューモック!実は 現在骨粗鬆症以外の病態に対するビタミンDの効果が注目されています。>

それらは、

・がん細胞の増殖抑制・正常細胞への分化誘導作用

・免疫調節作用 

・運動能力の改善作用

・うつに対する改善作用
・副甲状腺ホルモン産生・分泌抑制作用
・発毛調節作用
・腸管機能の改善  
 です。

ビタミンDは免疫機能の中で、ナチュラルキラー細胞の活動とマクロファージの食作用を活性化することがわかっています。 ビタミンDを毎日、1,200 IU摂取した人々は、摂取しなかった人々に比べて、42%インフルエンザの罹患率が低かったとの報告もあります。 ビタミンDは四肢の骨格筋の機能調節に必要と言われていますので、ビタミンDの不足で筋肉低下からの歩行障害を引き起こす可能性があります。 また、ビタミンDにはてがん細胞の増殖を抑制し、ガン化しかけた細胞を正常細胞へと分化誘導する働きが認められています。 ビタミンDの血中濃度を保つことにより、大腸がんの発生が半分に減少したと報告されています。 様々な健康効果を引き出すために必要なビタミンD1日の摂取量は、1,0005,000IUと考えられます。 悪性腫瘍の治療にビタミンDを用いると高カルシウム血症を引き起こすリスクが高くなることが考えられるために、定期的に血中濃度を測定しながら適切な量を摂取することをお勧めします。


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# by rapport_kykohp | 2016-10-18 16:06