がにまた

夏休みに息子と買い物に出かけた。

私が前を歩いていると、後ろから

おばん、歩き方が がにまた になってるぞオ”

 
おばん には頭に来たが、

がにまた と聞いて

”ママ、がにまた になってるよ”  では語呂が合わないので

ぐっと我慢した

 昔、息子が小さいころ 主人と一緒に息子の歩き方や姿勢を繰り返し繰り返し注意してきた。

 これは、いかん。
 がにまた で歩くなんて、心にすきができているのだ。緊張感がなくなってきている。

聞くと、東京には がにまた の女性がとっても多いのだそうだ。
今夏2週間足らず東京で過ごした息子は、そう言って帰ってきた。

パンツスタイルの女性が増えてきていることと関係しているのだろうか。

昨年、本通り一往復中、女性のスカートとパンツとどちらが多いか調査(!?)したことがある(ヒマ人)

結果は

128:97 でパンツだった。

パンツは楽だがお行儀の悪くなる可能性も大いに秘めているので気をつけるべきでしょう。
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by rapport_kykohp | 2008-08-27 00:22 | わたくしごと

更年期のおはなし

を、今日たかのばしの WEプラザ で更年期を迎える人たちの前でしてまいりました。

自らが更年期を迎えているものですから、

 更年期の話は、得意中の得意

”更年期を知り、素敵にすこやかに過ごそう”

がテーマでしたが、

何事も 正体をつかむ ということは非常に大切で、
わたしも更年期を健やかに過ごせているのも
婦人科医という特権上、
更年期というものを
隅から隅まで 熟知しているからであります。

ところで

更年期  という日本語は

まことによい言葉であることを 考えられたことがおありでしょうか?

字からは

 さらに年をかさねる

という意味であり、決して巷で言うような 陰でこそこそ

<あの人、更年期なんよ。だからいらいらしてエ。>

などと使ってはいけないのです。

ヨーロッパでは
更年期を
Climacteric (クリマクテリック)
といいますが、
これは占星術から生まれた言葉で
ターニングポイント の意味があります。

一方アメリカでは
更年期を
Menopause(メノポーズ)
といいますが、
これは メンス(月経)のポーズ(終わり)という意味で
いかにも味気ない。

日本人っていいセンス持ってるでしょ?


農林水産大臣のの太田氏が
<消費者がやかましい>
と発言しましたが、
<やかましい>って
うるさい って意味だけでしたっけ?

<しつけにやかましい>とか<規則にやかましい>とか 言いません?

日本人が本来のよい日本語を忘れていませんか?
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by rapport_kykohp | 2008-08-24 23:56 | 医学のこと

ラポールのなまけぐせ

ようやく暑さもしのぎやすくなり、パソコンの前に座ってじっくりブログと向き合えるようになりました。何せエアコン使わない我慢大会顔負けの家族ですから、汗をタラタラ流しながらのパソコンワークには、抵抗あったもんで・・・・ボリボリ

さあ、がんばるゾ。

本日のテーマは、ブライダルチェック

当院でもこの ブライダルチェック というのを行っていますが、

趣旨は、<結婚前にしておくべきこと(婦人科で)>ということかしら。
婦人科の病気がないか?、妊娠が出来るからだかどうか?、妊娠しても赤ちゃんはだいじょうぶか?、お乳はちゃんと出るか? などをご結婚前にあらかじめ調べておくのです。
メニューは、各婦人科クリニックで違いますから、HPなどで確かめたらいいのですが
(当院では、オプションしかも無料で東洋医学チェーーーックもしてますけど)

広島でこの言葉が聞かれるようになったのは、
おそらくかれこれ5-6年は経ちますでしょうか。

最初この言葉が患者さんの口から漏れたときには
スゴイ新鮮な感じがしましたよね。なにしろ女性雑誌で私もその数日前にみたばかりでしたから。
はっきりその人の顔も名前も覚えてますヨ。

世は流れましたが、ブライダルチェックの中身はさほど変わってない。
むしろ、というか実は、この概念というか思想は、
<女は結婚前にすべきことがある><女は結婚への意気込みがある>
ということであって、昔から脈々と流れる 女の血 なのかと思います。

なんでこんなこと思ったかというと

男に ブライダルチェック はない、というか聞いたこともない

先日みた映画 sex and the city

映画はとっても面白かったけど男と女でこんなに結婚に対する考えが違うのか、と驚きました。

結婚への意気込みは、古今東西、女の方の意識が強いのは変わりません。
それは良かれ悪しかれです。
女性には
てぐすね引いて用意周到な部分もあれば、殊勝な部分もある。

そんな女性の気持ちが、ブライダルチェック なんだろうなあ、って思うのですが。

まあ一度みてください。SEX AND THE CITY
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by rapport_kykohp | 2008-08-21 23:50 | 女性クリニック ラポールのこと

本日は原爆記念日です

被爆2世の私といたしましては、父とともにこの日には思い入れがございます。

たまたま、学徒動員でクラス半分が学校での作業、残り半分が広島駅裏の工場だった。当時広島一中(現在の国泰寺中学、高校の場所)で作業にあたった半分の班はその日に全滅、残りの班にいた父は幸運にも生き延びました。自宅は今のラポールでしたが、疎開していたため戸坂に帰宅。疎開先の息子さんや、同級生を探しに直ちに入市。学校のプールに水を求めた同級生が何人も倒れているのを見たそうです(実際には、父からこの話を聞いたわけでなく、父の同級生 後藤 宏 氏が著書の「ある少年の被爆記録」に、父の描写があったのだが)。

父はやはり今でも多くを語ろうとしない。

今年の式典で、秋葉市長が2年計画で被爆者の心の調査を行うことを公表した。

「ある少年の被爆記録」を読むと、当然これらの記憶には重い鋼鉄の蓋をして仕舞い込みたいだろう、と思う。それを記憶をたどって本にした後藤氏には敬意を払いたい。

鹿児島にある知覧特攻隊記念館。特攻隊員の事実上遺書となった家族への手紙を読むと、涙が止まらない。

なんでこんなことになったのか。

と本を読み、そして遺書を読む我々第三者は、後世の我々であるから、そう感じることができる。

でも当事者はどうだったんだろう。被爆した父を含めた広島市民。明日特攻隊で飛ぶことが決まった少年や青年たち。は、はたしてどうだったんだろう。その目の前の現実を一所懸命に活きるのが全てであったでしょう。

志願した少年や青年らと、全くの一般市民であった被爆した市民とを直接較べることは出来ないだろう。しかしいずれも同時代に生きた、歴史をさかのぼって考えれば同じ時代の被害者であった。

時代のうねり とはなんだろうと この日を迎えるといつも考えさせられ、わからなくなる。

だから
 
 今年の秋は雨か嵐か知らねども 今日のつとめの田草かるなり

という福田首相が内閣改造に引用したことばが 偶然にも気になるのだ。
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by rapport_kykohp | 2008-08-06 11:49 | 世の中のこと