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速読。。。という方法がある

速読  がちょっとした話題だ(私の中で)

速読法 自体は私の幼少時にはすでにあり、同年代にはこの方法で受験に打ち勝った人もいる。
あるいは医学部の先輩で 分厚い医学の教科書を一晩で読んで暗記した、というつわものの話もあった(この人の場合、きっと暗記法も習得していたに違いない)。

この 速読法 はいわゆる 眼の訓練 だと言っても過言ではないだろう。
眼が字を追うので遅くなるわけだし、音読して読め、と言われて読んでるから遅くなるわけだから、文章を字のかたまりとして目に飛び込ませて、読めば、速く読めるというわけだ。

実は最近思うことがあるのだが、
よく人の文章読んでると、その人の物の言い方が、頭の中によみがえることがある。

同じ、「ありがとうございました。」でも人によってイントネーションやトーンが違うから、
手紙なんか読んでると、
その人独自の「ありがとうございました。」を言うタイミングがあったりして、
ついついその人の表情まで浮かんでしまう。

ここからまた少し話は変わるが、
人の書く文章というのは、話す言葉と書く言葉が全く一緒(これは単純な言葉遣いだけでなく、文章の構成方法も入ります)の人と
全く異なる人がいることに気づかされる。
言う言葉と書く言葉が一緒の人は
文章を読んでると
さっきも言ったように、
その人のしゃべってるときの顔つきが浮かびそしてその人の声も聞こえるかのようです。
一方、その顔つきが全く浮かんでこないような文章を書く人もいます。

  ここでようやく最初の速読の話にもどるのですが、

なんで私がこんなことを思うようになったかというと、
これは私が、人が書いた文章を音読しているからです(もちろん声に出してではないですから、心の中で)。
つまり私の読み方は、速読ではない。
逆にいえば、速読の読み方では、情緒もへったくれもない、ということがいえるのではないかと
思うに至ったわけです。

 ところで私の文章は、私のおしゃべりと較べてどうでしょう?
 読みながら私の声が聞こえてきますか?
by rapport_kykohp | 2009-02-19 18:06 | わたくしごと