肝は眼に開く

腎はに開き

脾はに開き

肺はに開く

 ひらく は本当は竅(きょう)という字で、穴、という意味である。

東洋医学では、上の五臓器の機能の現れる場所が、それぞれ、肝は眼、腎は耳、肺は鼻であるということ、が、中医学の最古の古書、黄帝内経という医学理論書に書かれています。

ここで、すごい、と思うのが、

肝は眼  腎は耳 なのだ。

誰も肝の疲れが眼に出るなんて思わないだろうし、
腎の衰えが耳に出るなんて思わないだろうけど

西洋医学で考えても

この二つが成り立つ場面があることに気づく。

シスプラチンというかつて画期的な抗がん剤があった。この薬が出ることで今まで予後の悪いとされてきた卵巣がんや肺がんや胃がんが救われるケースが増加し、
今ではそのシスプラチンの孫にあたる薬が大腸がんの臨床で活躍している。

その薬は、副作用として腎障害と内耳障害がある。なぜかこの二つの腎と耳に副作用が発現するのだ。この薬に以外にも腎と耳の両方に悪さをする薬がいくつかある。
抗生物質のアミノグルコシド系のお薬だ。

肝機能障害の治療にグルタチオンをよく使用するが、このグルタチオンは実は眼の水晶体にもとても多く含まれている。
また、”タウリン1000㎎配合○○○”のタウリンには
胆汁排泄を促したり、眼の網膜調節機能を高めたり、要するに肝と眼に効果がある。

なんかすごいと思わない?
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by rapport_kykohp | 2008-01-29 23:44 | 東洋医学