女医ラポールの心とからだのメンテナンス


広島市中区大手町の女性クリニックラポール院長
by らぽーるきょろこ
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ビタミンン C の種類

多くの哺乳類は自らの肝臓でビタミンCを産生することができますが、
ひと は ビタミンC を自らの体内で合成することは出来ません。

 ですから、厚労省が推奨する1日の必要量100㎎であるビタミンCを、何等かの形で摂取する必要があります。 

ビタミンCには、以下のように 多くの効果があります。 

・コラーゲン生成の補酵素として作用し、毛細血管の形成と維持に働き出血傾向を防ぐ
・抗酸化作用を有し、ビタミンEの還元作用を有する
・インターフェロンの生成に関与する 
・発がん物質 ニトロソアミンの生成を抑制する
・コレステロールの胆汁酸への生成に関与する
・白血球の働きを強化する -抗がん作用、抗ウィルス作用、解毒作用
・メラニンを生成する酵素チロシナーゼの活性を抑える
・副腎に作用し、アドレナリン、コルチゾールの生成に働く
・鉄、銅、カルシウムの吸収を促進する
・ヘモグロビンを合成する     
                等の作用から、

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これらの効果が判明してから、多くのビタミンCが作られるようになりました。 その結果、巷にはさまざまなビタミンCが現れました。 

ビタミンCは、天然のものと、化学的に合成されたものに分けることが出来ます。
 
合成ビタミンC には、
光学異性体であるL-アスコルビン酸とD-アスコルビン酸がありまます。 L-アスコルビン酸には、ビタミンCの最大の効果である抗酸化作用を持っていますが、D-アスコルビン酸にはその作用はありません。 抗酸化作用を持つビタミンCはすぐに酸化されて自身は酸化型になってしまいますので、安定させるためにさまざまな物質と反応させて化合物の状態となっています。 

インターネット上で「合成ビタミンCは発がん性を持つ」ということが話題になったことがあります。 例えば、ペットボトルのお茶にも食品の酸化を防止する目的で、ビタミンCは添加されています。 このように、多くの食品に酸化防止剤としてビタミンCは食品添加物として入っています。 ビタミンCは酸化されると、1個の電子(e-)を失いモノデヒドロアスコルビン酸ラジカルになります。この時、失われた電子がFe3+など遷移金属を還元(Fe3+→Fe2+)し、還元された金属が酸素への電子供与体として働きます。その結果、活性酸素種のひとつであるスーパーオキシドラジカル(O2・-)が生成され、スーパーオキシドラジカルは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)により過酸化水素に変換されます。過酸化水素は活性酸素ですから、このように活性酸素種が産まれるのです。 
つまり、ビタミンCは食品に添加された時は、抗酸化作用がある還元型ビタミンCでしたが、私達のもとに届いた時には活性酸素種を発生させる可能性のある物質に変化している可能性があります。 少量での摂取では大きな問題となることはありませんが、特に長期にわたって食品を摂取する場合にはこのことを気にかけたいものです。 

合成ビタミンCと呼ばれるものは、基本的にはブドウ糖に2種類の酵素を作用させることによって、合成されたものです。 そのブドウ糖の原料は、トウモロコシデンプンであったり馬鈴薯デンプンなどが利用されます。 合成ビタミンCでは、抗酸化作用を持つ酸化型ビタミンCとして安定させるために、さまざまな配合物が加えられた化合物です。 日々、体内に入るものですから、ビタミンCに加えられている配合物にも注意した方がよいでしょう。 

では合成ビタミンCと天然ビタミンCをどのように見分ければいいのでしょうか? 

「ローズヒップ」「アセロラ」「レモン」「ストロベリー」など具体的な食品名が書かれていれば、天然由来です。 単に、「ビタミンC」と書かれていたら合成ビタミンCです。 サプリメントを選ぶ時には注意しましょう。 安全性と有効性の両面が担保された製品を選ぶことが必要です。 

★ところで、ラポールで使用する 注射用のビタミンCや、液状の経口ビタミンは水溶性の状態です。
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皆様の体に多くのビタミンCを安全にお届けすることができるように添加物は入っていません。
しかしながら
ビタミンCは水溶性の状態では極めて不安定な状態ですくに酸化型であるデヒドロアスコルビン酸に変化します。 水溶性の状態で、添加物や保存料・防腐剤を入れずに効果が高い状態を保つためには、製造から輸送、保存に至るまで低温状態を保つという工夫が必要となります。 酸化型ビタミンCを摂取しても抗酸化作用は得られません。 よりよい効果が得られ、安全なビタミンCとは、添加物や保存料・防腐剤を使用していない製品と言えます。 冷蔵された状態で届けられる製品であることは、高品質で安全なビタミンCを見極めるためのひとつのポイントとなります。

当院で用いているビタミンCは、製造直後から輸送中含めて皆様にお届けするまでの間、常に冷蔵保存されています
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by rapport_kykohp | 2016-06-17 08:21 | 医学のこと

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