これからは がん 認知症 動脈硬化 は 先制医療の時代です

今回は、変わりつつある健康診断についてお話ししたいと思います。 

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法隆寺の建立された時代にはこんな世の中が来るなんて誰が予想したでしょうか

病気を予防することは個人にとっても国家にとっても極めて重要なことです。 
これまでの健康診断は、長い時間をかけて統計を取りそれを集計・解析し、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を、血液検査をはじめとする検査結果や生活環境をもとに研究し、疾病の予防を行ってきました。 これを 公衆衛生学 といいます。

病気になりやすい環境や検査結果をもとにした疫学研究により、健康診断や生活習慣の改善指導を行うことにより疾患の予防を行ってきたのです。 

すなわち、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づいていた予防医学といえます。

先制医療(Preemptive medicine)は  予防医学 とは また異なる概念となります。
 
発症前に高い精度で発症予測(Predictive diagnosis)あるいは正確な発症前診断(Precise medicine)を行い、病気の症状や重大な組織の障害が起こる前の適切な時期に治療的介入を実施して発症を防止するか遅らせるという、新しい予防医学なのです。

少しわかりにくいですよね。 

先制医療が従来の予防医療と異なるところは

疾患を定めて正確にピンポイントで検査を行い、
疾患の発症を正確に予測し、発症前に治療することにより健康を維持する 

ところです。

だから 先制医療には 正確な発症前診断 が必要です。 

今後予防すべき疾患の代表は、がん 認知症 動脈硬化症です。 これらに対する発症前診断検査を紹介します。

いずれも、血液検査 でわかります。

がんに対してはがん遺伝子検査があります。 
がん細胞から血中に漏れ出した遺伝子を増幅して診断します。 この数値が高い場合、さらにがん抑制遺伝子などの検査を追加することが可能です。
 
認知症に対しては、アルツハイマー病の発症前検査が可能です。 認知症発症前の経度認知障害(MCI)の状態をA-Dの4段階で評価します。

動脈硬化症に対しては、将来の脳梗塞と心筋梗塞の発症リスクを検査します。 10年以内の発症リスクが判定されます。

これらの検査で、病気の発症の可能性が高いと診断された場合、点滴療法をはじめとした様々な治療でリスクを減じることが可能です。

将来の疾患から身を守るために、定期的にきちんとした検査を行いその結果をもとに適切な治療プログラムで対策することが、これから益々大事な世の中になってくると思います。
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# by rapport_kykohp | 2016-09-01 20:05 | 医学のこと

脂肪細胞 の 功と罪

脂肪は歳とともに身体に少しずつ “つく=蓄積する” ことは感覚的にわかっています。 

従来、脂肪はエネルギーを蓄積する場所として捉えられてきました。 現在、その捉え方は変わりつつあります。 加齢を中心とした変化に伴って、脂肪細胞は変化し、生活習慣病を引き起こすことがわかってきました。

 今回は、この脂肪について正しく理解した上で、生活習慣病を防ぐ方法を考えてみたいと思います。 
まずは、脂肪細胞の種類をみてみることにします。 体内の脂肪は3種類あると考えられています。 白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞、そして骨髄中脂肪細胞です。 

1.白色脂肪細胞
身体の大半を占める脂肪細胞で、エネルギーを蓄積する脂肪細胞です。 
2.褐色脂肪細胞
体内でごく少量認められ、白色脂肪細胞と対称的にエネルギーを消費して熱産生を行う脂肪細胞です。 加齢とともにその量は減少しますが、最近になって成人でも存在すること判明しました。
3.骨髄脂肪細胞
骨髄中にある脂肪細胞で、加齢に伴って骨髄は脂肪細胞で満たされることがわかっていいます。 全身への影響は少ないと考えられていますが、骨髄中の脂肪細胞の増加は、骨粗鬆症を引き起こす原因として認識されています。 

体内で大半を占める白色脂肪細胞について少し詳しく見ていきましょう。 
加齢に伴って、白色脂肪細胞は代謝低下や炎症性免疫反応の増加、酸化ストレスの増加が観察され、脂肪組織が機能異常をきたすことが知られています。 加齢以外にも、過食や高脂肪食を摂取することにより、脂肪組織の老化が促進されることがわかっています。 脂肪内で慢性炎症が引き起こされると、血糖値を制御するインスリンの効きが悪くなり、糖尿病を発症します。 肥満状態が続くと、糖尿病は悪化し動脈硬化症を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞といった生命にかかわる重篤な疾患の発症につながっていくのです。 

ではなぜ、発病のきっかけとなる慢性炎症は、脂肪細胞に起きてくるのでしょうか? 最近になって、腸内環境が大きく関わっていることがわかっています。 腸内細菌の細胞壁内に存在するエンドトキシン(内毒素)が、腸管の中と外の関門である腸管バリアを潜り抜けて体内に入り込むことによって、脂肪細胞に慢性炎症を起こしているのです。 腸管バリアの機能を低下させている原因はさまざまですが、食品添加物である食用乳化剤が原因となっていることは無視できない事実です。 

 ★でもね、脂肪細胞も需要な臓器の一つです。すべて排除するということではありません。先にも書いたように
エネルギーの蓄積 と
重要なサイトカインの分泌 が
主な役目とされています。

不必要な脂肪細胞の増加や、脂肪細胞の肥大化 が問題なのです。それが最も重要です。そうさせないためには
やはり カロリーリストラクション と 運動不足解消 が大切だと思いますよ。

 脂肪細胞の増加=肥満を防ぐことは、糖尿病、動脈硬化を防ぐことに直接つながる重要なことです。 フィトケミカル(果物、野菜、豆、お茶、ハーブなどの成分から発見された物質)が多く入った天然食品を用
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# by rapport_kykohp | 2016-08-11 15:03

はっきり言って 脂肪 を 燃焼 したい!

脂肪燃焼を促進するサプリメント&注射を紹介します。

個々のサプリメントでも、脂肪燃焼の効果はありますが、最大の脂肪燃焼効果を引き出すためには、
Lーカルニチンα-リポ酸コエンザイムQ10 を一緒にとることが最適です。 

また、これらの 注射 を組み合わせれば最大限の効果が得られます。

L カルニチン は 体脂肪をへらす
体内で必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種です。 筋肉に脂肪を運び、ミトコンドリア内に脂肪を取り込ませて、中性脂肪と脂肪酸を燃焼させる働きがあります。 これによってLDLコレステロールの増加を抑制し、体脂肪を抑える効果が期待できます。 運動前に摂取すると、さらに脂肪燃焼効果が高まります。

α-リポ酸 は 抗酸化作用 がある
ビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化作用があると言われ、活性酸素の増加を抑制し、細胞の酸化を防いでくれます。また、α-リポ酸は水にも脂肪にも溶けることができるので身体のすみずみの細胞に行き渡り、ビタミンCやE、コエンザイムQ10の再利用を行い、体内の抗酸化力の底上げをします。ブドウ糖を細胞内のミトコンドリアへ届ける働きがあり、熱エネルギーの生産を高め新陳代謝を促進し、むくみ・冷え性にも効果があります。

還元型コエンザイムQ10 は お助けマン
体内の約60兆個の細胞を常に細胞を活性化させておくことが、若々しさを保ち、老いにくい身体をつくります。コエンザイムQ10の役割は、ミトコンドリア内でエネルギーが産生される際に補酵素として働くとともに、抗酸化作用を発揮して錆びにくい身体を作ります。

★脂肪は最終的には細胞内のミトコンドリアで燃焼されエネルギーが生成されます。このエネルギー生成過程で上の3つが必要となり、どれか一つがかけても最大の脂肪燃焼効率を引き出せません。これらの成分は加齢ともに減少し、40歳頃を境に激減します。 その理由は、体内での合成量の減少と、食品には極微量しか含まれておらず、かつ消化吸収されにくい性質によります。脂肪を燃焼させるために必要な精錬された成分が、十分量含んだきちんとしたサプリメントです。
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★ここに二人の被験者を登場させます。現在上記3つのサプリを服用して10日間が経過しています。
女性Aさんは、最初むくんで体重が 600g ほど増えましたが その後は順調に経過して現在当初より 900g 減っています。二人とも食事内容は変わっていません。もちろん日頃から暴飲暴食せずに適正なカロリーコントロールはしているつもりのようです。外食はこの10日間で2回あります。


L-カルニチンとα-リポ酸は、皮下または静脈注射でも摂取可能です。 注射で直接摂取するために、薬剤の効果を最大限に引き出すことができます。 

これらの薬剤の効果は、脂肪燃焼だけではなく、
・記憶力の増強や脳の老化防止
・疲労感やだるさの解消
・高脂血症を予防・改善
・顔や手のむくみ改善
・冷え性の改善
・アンチエイジング            という特徴もあります。

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# by rapport_kykohp | 2016-08-03 09:42

活性酸素 別名スーパーオキサイド は 慢性炎症を招く

血液クレンジングのブログでも触れましたが
慢性炎症 が 体を蝕んでいます。

現代人は、高度に成長した社会の享受の中、暮らしています。 

一方、知らず知らずの内に、危険と隣り合わせの環境の中で暮らしているとも言えます。 

私達の生活は、排気ガス、PM2.5、タバコ、放射線、食品添加物、精神的・身体的ストレス、紫外線、有害金属、有害ミネラル、プラスチック毒素、携帯電話等からの電磁波など、数えきれないほどの危険に囲まれています。 

有害な環境に人体がさらされると、身体の中に活性酸素種の発生が増えます。 活性酸素種が少ない状態だと、身体に備わっている抗酸化反応で防御できますが、活性酸素種が多くなると酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れた状態になります。 

身体に対する負担が多く、抗酸化反応で対処できなくなった状態を酸化ストレスといいます。 遺伝子をはじめとする生体の細胞を傷つける原因の8割近くが酸化ストレスです。 酸化ストレスにより正常細胞に炎症が生じます。 炎症には、“喉に炎症が起こる”などの急性炎症がよく知られています。 急性炎症とは痛みと腫脹を伴い発熱や発赤が認められます。 

酸化ストレスによる炎症はこの急性炎症とは少し状態が異なります。

少しずつの酸化ストレスが長い間に生じると、明らかな痛みや腫脹を伴わない、持続的な炎症が細胞に起こるのです。 この状態が慢性炎症の状態です。 慢性炎症は、活性酸素種による新たな酸化ストレスを惹起します。 持続的で遷延化した慢性炎症によって多くの疾患が引きこされることがわかっています。 

慢性炎症による 代表的な疾患は、がん、動脈硬化、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、気管支喘息、アレルギー、関節リウマチなどなどです。 生活習慣病とがんに共通するおおもとの病態として慢性炎症があるのです。


がんの発生では、慢性炎症が強力にDNA損傷・切断や突然変異を引き起こします。 慢性炎症下での上皮細胞では活性化誘導シチジンデアミナーゼAIDが出現し、AIDはDNAシチジン基から脱アミノを起こすことで遺伝子変異を生じ、それが細胞のがん化を促進します。 腸管内の慢性炎症は局所のがん化に留まらず、全身の炎症状態・免疫システムの異常を引き起こすことで、悪性リンパ腫その他の腸管以外のがん化に関与することが報告されています。 

そして 肥満も慢性炎症を引き起こします。 

肥満によって処理しきれなくなった脂肪酸が炎症の引き金となって作用し、免疫細胞の変調を引き起こし、糖尿病をはじめとする生活習慣病を引き起こすことがわかっています。 これらの変化に加齢が加わって慢性炎症はさらに進んで行くと言われています。 多くの疾患の病態が判明してきた今、我々は早い段階から気を付けて生活していく必要があるのです。

まずは、身体に対して有害な環境を出来る限り取り除き、慢性炎症を出来るかぎり引き起こさないように暮らしていくことです。 そのためには、
正しい食事(カロリー制限 カロリーリストラクション といいます)、睡眠、適度な運動を基盤とした規則正しい生活を送ることが大事です。 つまり正しい生活習慣を身に付けることが大事となります。
 
更に、慢性炎症を取り除くためには、活性酸素種を体内から除去することをお勧めします。

安全にそして有効に活性酸素種を取り除く方法として点滴療法(血液オゾン療法・EDTAによるキレーション療法、高濃度ビタミンC療法)があります。 定期的な身体のメインテナンスで快適な人生を送って頂きたいと思います。
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# by rapport_kykohp | 2016-07-21 07:31 | 女性クリニック ラポールのこと

オゾンその2~オゾン療法の不思議 ふ・し・ぎ

運動療法は、適度に持続して行うことが最も効果的ですが、
血液オゾン療法も 同様で 継続して行えばより高い効果が得られます。

具体的な効果とは

・体内の酸素化の促進
・一酸化窒素放出による末梢血管の拡張と末梢流量の増加、血小板凝集能の抑制
・免疫機能の刺激によるサイトカインの誘導促進
・細胞内ATPの上昇によるエネルギー増加
・酸化物分解促進による抗酸化力の向上
・甲状腺ホルモン分泌促進による基礎代謝の亢進   です。

こういうとピンとこないかもしれませんが

つまり 良い適応となる 症状 と病気 とは、下記のように

・虚血性疾患(末梢血管障害、心筋虚血、脳梗塞および予防)
・網膜変性疾患(加齢黄斑変性症、糖尿病性網膜症)
・ウィルス感染(肝炎、帯状疱疹など)、細菌感染、真菌感染症
・神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病)
・自己免疫疾患(関節リウマチ、多発性硬化症、アトビー性皮膚炎)
・頚肩腕症候群、腰痛、関節痛
・メタボリック症候群、糖尿病
・慢性腎不全・・透析導入を遅らせる ことができます
・慢性疲労症候群、線維筋痛症
・歯周病                      等が挙げられます。

オゾン療法は、免疫を活性化し体全体を元気にする療法ですから、活性酸素種によって生じる
”慢性炎症”の治療に最も適した方法です。 

“慢性炎症” とは 体の中におこった 火事 です。
上の症状って 実は 体内で起こっている 火事 といっても過言ではありません。

火事 は いやですね~
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# by rapport_kykohp | 2016-07-11 19:01 | 女性クリニック ラポールのこと